会社と社長のお金を増やすブログ Written by 税理士 山下久幸

借入金の返済期間と金利はどのように考えるのか?!

融資

「借入の返済期間と金利の関係」

これって非常に大事な知識
銀行融資の交渉の考えで活用しよう🥊

期間と金利どっちをとる?

答え:返済期間

理由は、多く現金を持っておきたいから

返済期間とは?!

借入を返済(完済)する期間のこと

基本は、元金均等払いで毎月分割返済が多い
たまに、5年後期日一括返済などもある(まれだが)

  • 【事例】
    借入金 1,000万円
    返済期間   10年
    1,000万÷10年÷12ヶ月=8.3万円⇒元金の返済

これに金利の利息をプラスして返済する

金利とは?

借入金の利息のこと

  • 年利2%の場合は?
    借入金1,000万円×2%÷12月=1.6万円

これを元金にプラスして返済していく
実際は、毎月返済するので減る

ザックリだと8.3万+1.6万=月に10万円の返済となる

金利は安心の保険料

借入れは、借りれるときに多めに借りておき、現金をたくさん持っておく

理由は、お金があれば精神的余裕と、解決できることが多いから

返済期間が有利なワケ

1,000万円の借入の場合

  • ケース1
    金利 2%、返済期間 10年
    毎月の返済額 83,000円プラス利息
    年間預金▲100万円減る
  • ケース2
    金利 1%、返済期間 3年
    毎月の返済額 277,000円プラス利息
    年間預金▲330万円減る

あなたはどっちが良い?!

僕ならケース1を選ぶ
理由は、お金が減らないから
お金があって困ることはない☺️

なぜか?

  • 現金を手元に多くおいておきたいから
  • 次に借りれるか分からないから
  • 利息は経費になるから
  • 次のチャンスをつかめるから

まとめ

  • 金利よりも返済期間を取る
  • お金があって困ることはない
  • お金で余裕と時間を買う

銀行融資では返済期間を長くできるよう交渉しよう!