退職金で節税と、今後の方向性
こんにちは。税理士の山下久幸です(^^)
今日は「退職金の税金」について学びましょう!
»»»【日本経済新聞】退職金課税「勤続年数関係なく一律に」 政府税調で意見
税理士 山下久幸
専門分野は『国際税務×資金調達×資産運用』で、『お客さんのお金を増やし、お金を残す提案』が得意です。僕のビジョンは『中小企業の経営をサステナブル(持続可能なもの)にする!』です(*^^*)
詳しいプロフィールは「こちら」です。
退職金とは
会社を辞めるときに、まとめてもらう給与
ようは、給与の後払い
退職金でもらうメリット
- 税率が半分になる
- 退職所得控除の金額が大きい
- 社会保険がかからない
1.税率が半分になる
退職金の税金の計算式を確認
(退職金 - 退職所得控除額) × 1 / 2 = 退職所得
<事例>
退職金 1,000万円
退職所得控除 800万円
(1,000万ー800万)×1/2=100万円
2.退職所得控除とは?!
「控除=経費」と一緒の意味
・勤続年数20年以内
40万円×勤続年数
※最低80万円
・勤続年数20年超
800万円+70万円×(勤続年数ー20年)
【参考】»»»退職金と税(国税庁)
3.社会保険がかからない
健康保険、厚生年金を合わせると約30%
これが退職金にはかからない
これからの流れ
- 退職金の税制が悪くなりそう
- そもそも同じ会社でずっと働くのか?!
- 数十年先の退職金よりも、今の給与が欲しくない?!
- 規定、賃金制度の見直しも必要
いつお金を使うのか?
年取ってお金を使うのは大変
できないこともたくさんある
僕は退職金はあてにしていない(笑)
毎年給与をもらい、それを投資、貯蓄している
お金は使ってからこそ価値を生む!
まとめ
・退職金は税金、社会保険が安い
・お金は使わないと価値を生まない(笑)
・今後、退職金の税制が悪い方向へ変わるかも?!
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