消費税のインボイス方式ってなんですか?!
こんにちは。税理士の山下久幸です(^o^)
今回は「消費税のインボイス」について学びましょう!
インボイスって何?
日本語では「請求書」という意味になります。
請求書で消費税?意味が分かりませんよね(笑)
僕も最初はそうでした。
お客さんに、海外取引をやっているところが多いからです。
インボイス制度ができた理由
理由は、消費税で得(益税)をしている会社がいるから!
では、得とは何でしょうか?!
2年前の売上が、1,000万円以下の会社
⇒消費税をもらっていても、税務署へ納税する必要がない。
このような会社を、「免税事業者」といいます。
「消費税」を「免除」してもらっている「会社」という意味ですね(^o^)
例えば、800万円の売上があれば、80万円の消費税をお客さんに請求します。
ザックリと言えばこの80万円を、会社のもの(自分のもの)にすることができるのです!
消費税(税金)をお客さんに請求しておいて、国に納税しないなんてありえない!
ということでこのインボイス制度が導入されるようになったのです。
僕自身も、節税会社を別で持っていまして、その会社は売上1,000万円以下なので、これからどうしようかなーと悩んでいるところです(笑)
【オススメ動画】
売上1,000万円以下の消費税の節税方法
ではこのインボイス制度でどうなるのか?!
国に、「消費税を納税する会社ですよ!」と、事前に登録する必要があります。
ここに登録した会社を「適格請求書発行事業者」と呼びます。
はい、意味不明な言葉がでてきました(笑)
しかも、この事業者は登録したのか、ネットで公開される予定です。
この事業者に登録するのを、令和3年10月1日からスタートしたのです。
だからニュースなどでも報道されているのです。
面倒ですよねー(笑)
僕らの仕事の負担が、かなり増えると予想されます・・・。
いつから?
と言っても、このインボイス制度がスタートするのは、令和5年10月1日から(2023年)です。
まだまだ先ですが、この間に事業者として登録したほうがいいのか、検討する必要があります。
注意すべき会社
以下に、当てはまるような会社は注意しましょう(^o^)
・売上1,000万円以下の法人・個人事業(フリーランス)
・取引先に、上記のような人が多い会社
・不特定多数の個人から仕入などをする会社
消費税のそもそもの仕組み
消費税の計算方法を復習しましょう!
売上の消費税ー経費の消費税=納税額
間違えやすいのが、売上でもらった消費税全額を納税する、と勘違いされてる方が多いです(笑)
これでなぜ注意するかというと、差引く「経費の消費税」が登録していない事業者だと、控除できなくなるのです!
つまり、消費税の納税額が増えることになるのです。
【オススメ動画】消費税っていくら払うか問題を解決!ザックリ計算式を解説
https://youtu.be/oZxPcq9KzgU
まとめ
・自分の会社は、国に登録するのか調べる
・注意すべき会社に入っていないか確認
・2年後なんて、先の話と思わない(笑)
⇒【国税庁サイト】消費税インボイス制度
動画・音声