会社と社長のお金を増やすブログ Written by 税理士 山下久幸

商品の値札に注意!消費税の総額表示ってなんですか?!

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こんにちは。税理士の山下久幸です。
今日は「商品の値札」について学びましょう!

2021年4月1日から、値札の「総額表示」が義務化されました。
つまり「値札は税込みで表示しなさいね!」というわけです。
というか、増税のたびに税理士の仕事が増えて超ウザいんですよね(笑)

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総額表示になった3つの理由

  1. わかりにくいから
  2. 比較検討しにくいから
  3. 今後の消費税増税のため

1.わかりにくいから

あなたがよく行っているスーパーAがあったとします。
そこではトイレットペーパーが税込み298円で売っていました。
でもたまには違うところに行こうかと思って、スーパーBに行きました。
そこでもトイレットペーパーが298円だったので、あなたはこれを買おうと思いました。
そしてレジを通した瞬間、まさかの300円超え。
えっ!? って思うじゃないですか。「じゃあいらないです」とも言いづらいし(笑)、なんか損した気分になりますよね。。。

トイレットペーパーの値札
スーパーA:298円(税込み)
スーパーB:298円(税抜き)

というわけで、これは統一しないと消費者が混乱するからというのが一つ目の理由です。
ココ数年で8%・10%と短期間で変わっていくので、値札の貼り換えやレジの対応も面倒です。
なので一定期間猶予をおいといて、2021年4月1日から一斉に総額表示にすることになりました。

あと日々の買い物で思うのが、税抜の金額が大きく、小さく税込みの金額が書いてある値札って嫌じゃありませんか(笑)
こんな感じのです。

消費税総額表示

2.比較検討しにくいから

ネットで買い物をするときに、比較しにくいときがあります。
Aサイトだと2,980円(税込み)、サイトBが2,880円(税抜き)で販売していました。
Bのほうが100円安いと思って購入手続きを進めていたら、最後の最後で消費税が加算されて「税込み3,278円」となると嫌な気分になりますよね。。。
そうなるとBのサイトは速攻で消してAにいきます(笑)

ネットでお買い物
Aサイト:2,980円(税込み)
Bサイト:2,980円(税抜き)

このように比較しづらいので、税込みで統一しようというのが二つ目の理由です。

ちなみに僕がよく使うAmazonは、すべて税込みで表示されています。
送料が別にかかる場合はありますが、2,980円で買おうと思えばレジに行っても最後まで2,980円。これならスッキリしますよね(*^^*)

3.今後の消費税増税のため

日本の消費税は、これから20年くらいで12~15%近くまで上がると思っています。
コロナ関連の支援金は、税金を使って支払われていますよね。
そうなると、日本は借金をしながら資金繰りをしているので、借金がどんどん膨らんでいく。
その借金は税金で返していくしかないので、今後は増税せざるを得なくなります

そこで国は考えました。
値札を消費税込み表示にしておけば、その中の消費税が10%でも15%でも、あまり考えることはなくなるだろうと(笑)

値札を税抜きにすると、例えば29,800円の商品があるとして、10%なら2,980円プラス、20%なら5,960円プラスになります。
何も気にせずにレジ行って、消費税がこんなにプラスされると、どうしても「消費税高いなー」という印象を持ってしまいますよね。

税抜の値札 29,800円
消費税10% 32,780円
消費税20% 35,760円

でも初めから全部税込みにしておけば、消費税がいくら含まれているかは考えなくなります。
消費税を高いと思わせないようにする国の戦略というわけです(*^^*)
実にイヤラシイ。というかこれは僕の勝手な想像ですが(笑)

最後に

以上総額表示にする3つの理由を紹介してきました。
あくまでも山下くんの意見ですが(*^^*)

ちなみに補足説明ですが、事業者関連の見積もりやBtoBのやり取りにおいては、今まで通りの税抜き表示で大丈夫です。

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