決算賞与は節税になり、お金が残るのか?!
こんにちは。税理士の山下久幸です(^^)
今日は「決算賞与」について学びましょう!
税理士 山下久幸
専門分野は『国際税務×資金調達×資産運用』で、『お客さんのお金を増やし、お金を残す提案』が得意です。僕のビジョンは『中小企業の経営をサステナブル(持続可能なもの)にする!』です(*^^*)
詳しいプロフィールは「こちら」です。
決算賞与とは?
夏冬とは別に、臨時ボーナスを支給すること
例えば、
3月末決算⇒3月25日に決算賞与を支払う
メリット
・会社の節税になる
・従業員さんのモチベーションが上がる
デメリット
・会社の利益とお金が減る
・社長や役員に払っても経費とならない
要件
【原則】
支払った日⇒経費となる
【例外】
従業員さんに通知⇒決算期末から1ヶ月以内に払う
例えば、3月末決算の会社
3月15日通知⇒4月15日に支払い ∴3月の経費OK!
事例
3,000万円の利益が出た場合
1.決算賞与を払わない
利益3,000万×法人税率30%=税金900万
お金900万円減る
※2,100万円残る
2.決算賞与を払う
賞与1,000万円
社会保険1,000万×15%=150万
利益(3,000万-1,000万)×30%=税金600万
※社会保険は翌年度の経費
お金1,000+150+600=1,750万円減る(笑)
※1,250万円残る
あなたはどちらを選びますか?!(^^)
まとめ
・大きく利益が出たときは決算賞与で節税!
・ただし、会社のお金と、従業員さんの感情のバランスをみる
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