お金を使わずに節税する方法!「税額控除」って知ってますか?
こんにちは。税理士の山下久幸です(^o^)
今回は「お金を使わない節税」について学んでいきましょう!
「節税」って言葉を聞いて反応した人は多いはずです(笑)
世の中のほとんどの節税はお金が必要ですが、「節税のためにお金が必要ない」ものがあるのです!
ちなみに「節税商品」というものには手を出してはいけませんよ(^o^)
では早速中身に入って行きましょう!
もくじ
節税の種類

節税の種類は大きく分けて2つあります。
お金を使う節税
ひとつめは物を買ったり、保険などの節税商品に入る方法です。
これは一般的ですよね。
お金を使わない節税
お金を使わない節税方法の鉄板は、「税額控除」というものです!
税額控除とは、わかりやすいのは「住宅ローン減税」ですね。
ローンを組んで自宅を購入すると、ローン残高の1%を税金から控除するものです。
毎年、年末調整や確定申告で、数十万円の税金が還付されますよね!
あれです(^o^)
住宅ローン減税と似たようなものが、会社で◯◯に投資する、◯◯にお金を使うことで、会社でも節税する方法があるのです!
お金を使わないといっても、「節税のためにお金を使わない」という意味ですよ(^o^)
節税のために、住宅買いませんよね?!(笑)
繰り返しますよ。
お金を使わない節税は「税額控除」というものです!
節税のそもそもの目的は?
節税の目的を今一度確認しましょう。
「お金を減らしたくない!」だから節税するのではないですか?
しかしほとんどの人は、無駄にお金を使って節税します(笑)
本末転倒ですよね。。。
では、お金を使わない節税とはどのようなものでしょうか?!
そのお金を使わない節税というのはが、上記で解説した税額控除です。
次に、税額控除の中身を細かく見ていきましょう。
税額控除は大きく分けて2つ
税額控除は大きく分けて2つ。
ひとつは「設備に投資」で、もうひとつは「人に投資」するというものです。
理由は、物や人にお金を使ってもらうことで、経済が活性化するからです!
「設備」に投資
- 機械や備品に投資をする
- 建物を建てる
- ソフトウェアやシステム開発に投資する
※この他にも、いろんな制度があります。
»»»No.5433 中小企業投資促進税制(国税庁)
「人」に投資

- スタッフをたくさん雇う
- 給与を上げる

»»»中小企業向け所得拡大促進税制(令和3年4月1日以降))
税額控除の注意点
税額控除を受けたければ、顧問税理士に「事前」に相談!
顧問税理士さんも見逃すことが多いので、「大きな買い物」をするときには、見積もり・打ち合わせの段階で相談することが非常に大切です。
つまり、顧問税理士さんとのコミニケーションが大事ということ!
どのように質問すれば、「◯◯に投資しようと思いますが、なにか税金の控除はありませんか?!」などと相談するとよいでしょう(^o^)
設備投資したいから投資するのであって、節税したいから投資するんではありませんよね?!
つまり、これは企業の成長のために設備投資して、そのついでに税金の恩恵がありますよ!という制度なのです。
まとめ
- 税額控除を積極的に活用する!
- 人や物に投資するときは事前に相談
- 節税のそもそもの意味を間違えない(^o^)
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