消費税が還付されるって本当?!
こんにちは。税理士の山下久幸です(^^)
今回は、「消費税の還付」について学びましょう!!
僕の専門分野は、本当はここなんですよね(^^)
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消費税の計算方法を確認
売上の消費税ー経費の消費税=納税額
もらった消費税ー払った消費税=納税額
【オススメ動画】
消費税の還付のからくりとは?!
還付ということは、以下のような状況になるということです。
- 売上の消費税 < 経費の消費税
こんなことってあり得るのでしょうか?!
気をつける会社
- 1.輸出している会社
- 2.設備投資が大きな会社
- 3.極端な赤字(笑)
1.輸出
輸出とは、日本国内で仕入れて、海外へ販売することをいいます。
<事例>
・国内仕入 1億円 ⇒ 消費税10%の1,000万円払う
・海外売上 3億円 ⇒ 消費税0円もらわない
売上の消費税0円ー経費の消費税1,000万円=▲1,000万円還付
2.設備投資
建物を建てる、機械の設備を入れるなど、数千万、数億円単位の投資をすることがあります。
そのときに多額の消費税を払うため、売上の消費税よりも大きくなる可能性があるのです!
<事例>
売上3億円 ⇒ 消費税3,000万円もらう
設備投資10億円 ⇒ 消費税1億円払う
売上の消費税3,000万円ー経費の消費税1億円=▲7,000万円の還付
3.赤字
ベンチャー企業や、最初に投資が大きい会社など、赤字幅が大きい会社は、消費税の還付があり得ます。
このような会社は稀ですけどね(^o^)
ここ最近は厳しくなっている
消費税の不正還付で税務署も目を光らせている。
そのため、書類や帳簿の保存など、しっかり用意しておくことが大事。
⇒消費増税のウラで、大企業は「消費税の還付金」で大儲けしていた
でも、これは別に儲けではないんですよね・・。
ただ、先に払ったもの(消費税)を、あとから還付してもらっている、というイメージです。
メディアだから、このような表現になるんでしょう(笑)
まとめ
- 税金が還付されることもあるんですよ!
- 輸出、設備投資が大きい会社は気をつける
- 特に、これから輸出業を始める人は要チェック
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