家計簿はオススメしない!ハック家計簿のすゝめ
こんにちは。税理士の山下久幸です(^^)
今回は「家計簿」の勉強をしましょう!!
なぜ家計簿を勉強するかというと、まずは「身近なお金」から興味を持って欲しいからです(^o^)
家計のお金は、サラリーマンであっても、経営者であっても、誰でも生きていればお金を使いますよね?!(笑)
だから、まずは個人が使っているお金に興味を持ち、そこから会社ではどのようにお金を使うのか?と勉強する方が早いからです。
そして興味を持つと、知識の吸収も早くなりますからね。
では早速参りましょう!
家計の管理
僕は「ハック家計簿」を毎月つけています。
いわゆる食事代、お小遣いなど、使ったものを書くいわゆる「家計簿」はつけていません。
理由は、面白くないからです(笑)
過去の行動(使ったお金)は変えられないし、僕は反省しないからです(笑)
ただザックリと、「毎月これくらいかかっている」という家計の予算だけで知っておけば大丈夫です!
また家計簿は悪くは無いのですが、家計簿のそもそもの視点が「節約・減らす」というのが強くありませんか?!
減らすのも限界があるため、そもそも減らすだけで、資産(お金)は増えません。
よく言われる言葉で、「家計簿をつけてお金持ちになった人はいない」と言われますからね(^o^)
ハック家計簿とは?!
では、ハック家計簿とはそもそも何でしょうか?
ハック家計簿とは、「毎月の資産と負債の『残高』を管理」するもの、と僕は表現しています。
こちらにひな形のリンクを貼っていますので、ご参考にください。
⇒ハック家計簿 雛形
また、ハック家計簿はこちらの本で紹介されています。
【オススメの本】
⇒会計HACKS! 小山 龍介 (著), 山田 真哉 (著)
付け方、確認すること
- 毎月1日に
- 資産の残高を入力
- 負債の残高を入力
- 資産ー負債=純資産の金額を知る
基本は毎月、決まった日にやると良いでしょう。
1年に1回では少なすぎます(笑)
最低月1回、月末締めが分かりやすいので、僕は毎月1日にやっています(^o^)
資産とは、「預金、株式、投資信託、仮想通貨、不動産、車」など、お金に換金できる価値がある金額を入力します。
預金であれば、月末の残高。
株式、投資信託、仮想通貨であれば、月末の時価で、買った値段ではありません。
不動産や車はザックリとで良いので、いま売ったらいくらか。
要するに、「いま現金化するといくらになるか?」という金額を入力します。
負債とは、住宅ローン、カーローン、キャッシング、奨学金など、これから支払う義務があるものというイメージです。
ここは少ないほうがいいですね(笑)
そして純資産は、資産ー負債の算式で計算さます。
この残高を毎月集計するだけです。
たったこれだけで、早ければ10分で作れます!
注意・確認すること
注意するのは、資産や負債の「時価」の金額を入力することです。
例えば、株式投資の場合、買った値段ではなく「いま現時点でいくらか?」という金額を集計することです。
理由は、いますべてお金に変えれば、どれくらいの価値があるのか?が大事だからです。
そして、純資産の金額が「右肩上がりのトレンド」になっているか?が超大事です!
これは会社経営にも言えることです(^^)
在庫の価値、不動産の価値、はたまた会社の価値はいまいくらないのか?の視点がないと、正しい経営判断ができないからです。
オススメ
ハック家計簿を作る上でオススメは、「夫婦で情報を共有」することです(^^)
家計の状況を、どちらかだけが知っているでは、知らない方は不安になるし、一緒に協力して資産を増やそうと思いませんよね?!
僕(山下家は、Googleのスプレッドシート(上記雛形)で、共有していますよ。
妻は強制的にやらされていると思っているでしょけどね(笑)
クラウドに情報があるので、いつでも、どこでも、編集・確認ができるから超便利ですよ。
さらに、90歳までのライフプランも共有しています。
妻には、全く信じてもらえていませんが(笑)
【オススメ記事】
⇒お金のライフプランを作ろう!
まとめ
- 毎月ハック家計簿で資産の管理
- お小遣い帳は意味が無い
- 年収よりも、資産が増えているかが大事
動画・音声