会社と社長のお金を増やすブログ Written by 税理士 山下久幸

医療保険には加入すべきか?!実際の保険料・保険金で損得を計算

健康 資産運用

こんにちは。税理士の山下久幸です(*^^*)
今回は「医療保険」について学びたいと思います!

あなたは医療保険入っていますか?
日本では医療保険に入るのは「当たり前」的な雰囲気ですよね。
しかし僕は入っていません(笑)
そこで実際、医療保険が必要かどうか数字で計算したいと思います!

⇒動画・音声で学びたい方はこちら

そもそも医療保険とは?

「医療保険」とは病気や怪我で、入院・手術したときに出る保険です。

保険の定番商品ですから、説明不要ですよね!!

実際の保険で損得を計算

まずは妻が入っている医療保険を例に挙げます。

契約内容

  • 2013年4月1日加入
  • 30歳のときに加入した
  • 月額3,081円
  • 加入期間 8年9ヶ月

妊娠する前に入院する女性も居るから、保険があると助かる」という話を聞いていて、妊活のために医療保険に入りました。

今まで払った保険料

@3,081円×105ヶ月=323,505円

これまでもらった保険金

  • 合計35万円
  • 副鼻腔炎の手術:10万円
  • 婦人科の手術:5万円
  • 出産の入院:20万円

3万円くらい得はしていますが、ほぼ同じ金額(笑)
妻の場合は、ある意味ラッキーです。
ほとんどが払うだけで、保険金をもらう方は少ないんですよね。

ただ、僕の場合のように出産のことを考えている女性が医療保険に入るのはアリなのかなぁと思います。

山下くんの入院・手術代

では医療保険に入っていない山下くんの場合を紹介しますね。

  • 3〜4年前に白内障の手術をやった
  • 入院無し、手術のみ
  • 自己負担4〜5万円ほど

大人になって手術や入院はこれくらいです。
仮に保険料@3,000円、20年払ったら、72万円の負担だった。。。
これだけ金額の違いがあるのなら、医療保険に加入する必要ないのかなぁと考えます。

老後の医療費が不安ということもありますが、その分は毎月の資産運用で貯蓄していますので、それから支出するので問題ありません(^o^)
医療保険にも入っておらず、老後のための運用もしていないのはダメですよ!!

山下くんからの提案

これを読んで、「医療保険、ホントに入らなくて大丈夫?」と不安に思う人もいますよね。
そこで僕からの提案は「つもり貯金」をすることです(*^^*)
例えばタバコを辞めて、保険料を払っているつもりで、貯金(投資がベター)をするというイメージです。

定期積金でも良いですが、どうせなら利回りが高い投資信託を活用しましょう!
オススメは、つみたてNISA!

理由はいつでも解約可能だから(*^^*)
例えば、「手術代金の補てんのために20万円分を解約」といった使い方ができます。

これがiDeCo(イデコ)だとできないのです!!
ご注意下さい。

医療保険加入時に注意すること

医療保険で注意したいことが2つあります。

注意点1.「お金を貯められない」という理由で加入する

上記事例で計算しとおり、医療保険に入ったほうが負担は大きいのでは無いでしょうか?
そのため、保険料を払っているつもりで、定期積金・つみたてNISAを活用するといいですね。

注意点2.付き合いで保険に入る

「付き合いで入る」人が多すぎます(笑)

考えてみてください!
お世話になっている」とは、金額にしていくらですか?
付き合いで入っても、その営業マンは5年後にいるのか?

確かに、毎月払う保険料は数千円と少ないです。
しかし、払う期間が30年〜40年と長いので莫大な金額になってしまいます。

知り合いだから」「友達だから」保険に入るのではなく、きちんと吟味するべき!

まとめ

  • 医療保険は必要無し
  • 女性の出産はアリ
  • つみたてNISAで、つもり貯金&投資する!

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