なぜ節税してもお金が残らないのか?!
こんにちは。税理士の山下久幸です(^^)
今日は「節税」をテーマに語りましょう!
節税って甘い言葉ですが、いざ節税しているつもりであっても、「なぜだかお金が残らない・・・」と思われていませんか?!
そうなんです!!意外と節税をやっている「つもり」になっているだけで、ほとんどお金が残らない状態になっているのです。
そちらを解説しますのでお楽しみに(^o^)
もくじ
節税とは?!
そもそも節税ってなんでしょうか?!
イメージはこんな感じではないでしょうか。
- 税金を払いたくない
- 税金を少なくしたい
経営者として「何も生まないものにお金を払いたくない」という気持ちです。
例えば、10万円の税金を払うよりも、10万円でiPhoneを買いたいですよね(^o^)
同じ金額なのに、物が残るし、嬉しいし楽しいし、仕事も効率化できます。
だから「税金払っても無駄だなぁー」と思うから節税したいんですよね。
僕だって同じです(^o^)
数字で解説
では、節税しなかった場合と、節税した場合を数字を交えて解説します。
あなたは、どちらの会社を経営したいですか?!
節税しなかった場合(ビフォー)
- 利 益:500万円
- 税 金:150万円(ザックリ30%)
- 純利益:350万円
「純利益=お金」が増えたと考えます。
つまり、税金を払っても350万円のお金が増えたと考えられます。
節税した場合(アフター)
節税として500万円分の経費を使ったとしましょう。
仮の話ですよ(^o^)
- 利 益:500万円
- 節 税:-500万円※
- 節税後:0万円
- 税 金:0万円
- 純利益:0万円
節税して税金はゼロになりました。
ただ利益は500万円あったのですが、節税のために500万円使ったので、お金は1円も増えていません。。。
税金150万円払ったけど350万のお金が増えているビフォーと比較すると、どうでしょうか?
次の売上を生む新規事業のためにお金を使っているならいいのですが、ムダに使っている(節税商品)のであれば会社が苦しくなるだけです。
それなら「節税しなかった方が良いのでは?!」と僕は思います(^o^)
節税したい本当の意味は?!
そもそも節税したい本当の意味って何でしょうか?
「節税したい=お金を減らしたくない」
ほとんどの社長がこれを感じていると思います。
しかし、現実はこうです。
- 節税する=経費を増やす
- 経費が増える=お金が出ていく
つまり、ムダな節税をしても事例(アフター)のようにお金は残りません・・・。
お金を出さない節税はごくごく一部しかないので、節税するということはお金が出ていくということです。
僕の経験上、利益が出なくて、税金払わずに、お金をたくさん持っている会社は見たことはありません(笑)
こちらがお金を使わない節税です(^o^)
»»»お金を使わずに節税する方法!「税額控除」って知ってますか?
意識を変える
僕からの提案は、意識を変えることです。
ここからスピリチュアルな話になります(^o^)
意識とは、税金を払う「楽しさ・嬉しさ」を感じましょう(笑)
だって、会社の利益出たら嬉しいですよね?
現実僕は、「利益出ろー!!!」と日々意識していますよ(^^)
逆に、「税金払いたくない!!」と強く意識しすぎると、「税金を払わない=会社が赤字」となり思考が現実化するのです(笑)
しかし、当たり前の節税はしっかりしましょう!
できる節税はして、無駄な節税はやらない、と意識するのです。
まとめ
- 歯を食いしばって納税する ⇒ いずれ慣れる(笑)
- 納税なくして、会社は成長しない
- どうしても払いたくない人は、日本を出ましょう(笑)
動画・音声