源泉徴収とは何ですか?!
こんにちは!税理士の山下久幸です(^o^)
今回は、「源泉徴収」について学びましょう!
源泉徴収って、サラリーマンの方であれば聞き慣れない言葉ですよね。
会社を作ったり、フリーランスになると、毎度の税金で出てくる四文字熟語なので覚えておきましょう!
源泉徴収の漢字を理解する
まずは「源泉」ですので、 水が湧き出る源のイメージが分かりやすいですかね(^o^)
次に、「徴収」は、 お金を取り立てる意味でしょうか。
そうすると「税金を国が取り上げる」って意味がピッタリきますかね。
つまり源泉徴収の意味は、「税金を源泉(元)から取り立てる」という意味なんです!
元(もと)からとは?
では、元とはどこなんでしょうか?!
- サラリーマン ⇒ 給与の収入から
- 個人の自営業 ⇒ 売上の収入から
これらの元(収入先)から税金を徴収すれば、税金の徴収漏れが無くなるため、このような制度を国が作っているのです。

つまり、源泉徴収とは「強制的な税金の前払い」なのです。
ちなみに、法人(会社)の売上は、基本的に源泉徴収されません。
理由は、法人であれば、キチンと税金の申告するでしょ!と国も思っているのでしょう(笑)
なぜ源泉徴収されるのか?
サラリーマンの方で、給与30万で、源泉徴収なしで手取り30万円支給したら、あなたは確定申告しますか?
真面目な方であればキチンとやるでしょうけど、一部の人は面倒や分からないからやらない、という方も結構いるでしょう(笑)
そのため、国としては申告するかも分からないので、収入の元から源泉徴収しているのです!
源泉徴収制度の税率は?!
サラリーマンの給与の場合は、所得税率が各人違いますので、収入によって違います。
こちらに税額の一覧表がありますが、分かりにくいと思います。。。
⇒給与所得者の源泉徴収税額表
次に、個人事業主の場合は、源泉徴収はザックリと、「約10%」と覚えておきましょう(^o^)
細かくは、所得税10%、復興所得税0.21%の、合計10.21%となっています。
この源泉徴収されるのは、業種が決まっています。
例えば、税理士や弁護士などの、いわゆる「士業」とか、コンサルやデザインなどの、個人のフリーランスでやりような業種は多いのでご注意ください!
計算方法
給与の場合は、給与ソフトが自動的に計算してくれますので、特段覚える必要はありません(^o^)
以下の記事の給与明細から、所得税が差し引かれる部分です。
⇒給与明細の見方
次に、個人事業主の場合は、売上に対して税率をかけます。
<事例>
売上 10万円(税抜)
源泉徴収 10万円×10%=1万円
差引 10万−1万円=9万円
ということで、手取りが10%減って入金されるのです!!
テレビ番組で芸人さんが言っていますよね!
「この番組出ても、5,000円しかもらえなくて、ここから10%の500円が税金差し引かれるんだ!」と(^o^)
これが、源泉徴収ということです!
個人事業主は資金繰りを考える
これって、結構資金繰りが大変になるのです・・。
例えば、フリーランスで年間1,000万円の売上があれば、源泉徴収されるのは10%の100万円にもなります!
ということは、この100万円は自分の口座に入金されないのです。。。
10%控除されたお金から、会社の外注費、人件費、家賃やその他の経費を払うことになるので、資金繰りをしっかり管理しましょう。
後日精算
源泉徴収とは税金の前払いなので、最終的に精算されます。
- サラリーマン ⇒ 年末調整
- 個人の自営業 ⇒ 確定申告
そのため、これらは取られっぱなしではありませんので、ご安心下さい(^o^)
個人の自営業の方は、売上の10%も源泉徴収されているので、ほとんどが税金が還付される可能性が高いため、確定申告はお忘れなく!
まとめ
- 源泉徴収は税金の前払い
- 税引き後の手取りで資金繰りを回す
- 源泉徴収は後日精算される
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