請求書って出した方がいいの?!
こんにちは。税理士の山下久幸です(*^^*)
今回は「請求書の発行と売上」について学んでいきましょう!
請求書の発行と日付で、売上を調整できると、勘違いしている人が多いので、そのあたりを詳しく解説します。
脱税でよくあること
売上を先延ばしする。
これって結構あることです(*^^*)
以下の、事例で確認してみましょう。
<事例>
3月末決算
1,000万円の売上
3月に納品済み
請求書の日付、発行を4月に
帳簿にも売上は4月に計上
これ脱税です(笑)
理由は、3月に納品しているため、税務では納品時に売上を上げる必要があるからです。
相手を調べれば分かりますよね(笑)
また、相手先からしたら仕入れ(経費)にしていますので、ごまかすことはできません!
税務の判断
税務の基本的な判断基準を解説します(*^^*)
- 売上の計上基準
物やサービス納品(契約)したときに売上計上
そのため請求書を発行しているか、日付を先延ばしするのは意味がありません(笑)
これは当たり前のことですが、『納品=事実(現実)』なのです。
税務の判断は、事実がどうなのかが大事なのです!
書類(請求書)をごまかすのはダメですよ。
請求書の発行
つまり請求書を出そうが、出さまいが、税務的にはどちらでも良いのです。
現実、商習慣でお互い分かりやすくするため発行しているだけです。
ここで山下くんからのアドバイスとして、発行する側(売上)は絶対に請求書を発行すべきです。
理由は、お金の回収ができない可能性があるからです。
お客さんの経理担当者と営業担当者が違う場合があり、請求書を発行しなければ相手は分からないからです。
ここで経営上ひとつ大事な考えをご紹介します(*^^*)
着金=売上
経営者であれば、『着金=売上』を強く意識してください!!
逆に経費の請求書は、払わなければ言ってくるので大丈夫(笑)
FAXなどを使って請求書を送ることもアリですよ(^o^)
»»»eFaxの評判はどうなの?悪い口コミ、メリットと使い方を解説!
以下、請求書関係でオススメ動画です(*^^*)
請求書を、スタバでコーヒーを飲みながら、サクッと郵便で送る方法!
【資金調達】請求書を、すぐに現金に換金する方法!ファクタリング
売上の回収は、すぐに、しつこく、法的手段も!入金がなければ売上ではない!!
まとめ
- 請求書の発行、日付は関係ない
- 事実がどうなのかが大事
- 売上の請求書は発行する
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