会社と社長のお金を増やすブログ Written by 税理士 山下久幸

夫婦で住宅ローン控除を最大限活用する!

個人の税金 節税

こんにちは。税理士の山下久幸です(*^^*)
今日は「夫婦で住宅ローン控除」を解説します!

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税理士 山下久幸
専門分野は『国際税務×資金調達×資産運用』で、『お客さんのお金を増やし、お金を残す提案』が得意です。僕のビジョンは『中小企業の経営をサステナブル(持続可能なもの)にする!』です(*^^*)
詳しいプロフィールは「こちら」です。

対象者

結婚して、ダブルインカムで収入がある方必見!

【2021年版】住宅ローン控除の変更点

 

【2022年版】住宅ローン控除はどう変わった?

なぜ夫婦で組むのか?

住宅ローン控除額マックス使えていないから
2022年に控除率が0.7%と減少

やり方は2つ

  1. ペアローン
  2. 連帯債務(収入合算)

1.ペアローンとは?

自宅を購入するとき、夫婦各々で住宅ローンの契約をすること

  • <事例>
    5,000万円の自宅を購入
    住宅ローン契約
    夫 3,000万円
    妻 2,000万円

・メリット
住宅ローン控除が夫婦それぞれ受けられる
それぞれ団信に加入できる

デメリット
契約の事務手数料が2人分かかる
将来モメると面倒そう(笑)

2.連帯債務

夫婦で収入を合算して、住宅ローンを1本組むこと

  • <事例>
    5,000万円の自宅を購入
    住宅ローン契約
    契約者は夫 5,000万円(妻が連帯債務者)

・メリット
住宅ローン控除が夫婦それぞれ受けられる
ペアローンと違って事務手数料は1人分で済む

・デメリット
団信が契約者のみ
離婚しても連帯債務者は外されない?!

ポイント

・夫婦の収入割合に応じて住宅ローンを組む(贈与になる)
・一人での契約だと、控除額が使えきれない場合が多い

注意点

・「連帯保証人」では住宅ローン控除はできない
・未来のことは分からない(笑)

まとめ

・ダブルインカムの夫婦は住宅ローン控除を最大限活用する!
・ひとつ上の家を買えるかも!
・ただリスクも理解しておくこと(笑)

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