自動車税はいつかかるの?また勘定科目は何を使う?
こんにちは、税理士の山下久幸です(^o^)
本日は、「自動車税」について勉強しましょう!
自動車税とは?!
自動車税とは、4月1日に自動車を所有している人に対してかけられる税金です。
毎年4月頃に納付書が届いて、5月末までに納税します。
4月になると自動車税がかかるので、車を手放そうと考えている方は3月末までに判断をしましょう!
支払い方法
クレジットカード、PayPay、LINE Payなど(都道府県によります)あります。
コンビニなどで、納付書のバーコードを読み取ることで支払いができます。
また、個人のPayPayで払うと0.5%ほどのポイントがついてちょっとお得ですよ!
ただし、遅れると利息がとられてしまいますので、忘れやすいなら口座振替の登録をしたほうが良いでしょう。
自動車税も経費になる
会社で買った車の場合、自動車税は経費になります。
個人事業主の方は自動車税を経費にするのを忘れがちなので、車を使うお仕事の方はもれなくやっておきましょう!
経費にできるのはご承知のとおりですが、法人と個人で少し取り扱いが違います。
- 法人 ⇒ 100%経費
- 個人 ⇒ 事業で使う分だけ経費
ここで注意するのは、個人事業の場合は、事業で使う分と、個人で使う分を分ける必要があります!
多くは語りませんが毎度不思議ですよね(笑)
自動車税の勘定科目は?!
次に、自動車税の勘定科目は何を使うかです。
僕が考えるに、以下の2つのパターンがオススメです。
- 租税公課
- 車両費
租税公課は、税金関係でよく使いますので、その科目で処理するか、もしくは「車両費」という車関係の経費をすべてまとめるのもアリです。
理由は、車両費の金額の数字を見れば、一発で毎月、毎年車関係にどれくらいの経費を使っているか分かるからです(^o^)
例えば、ガソリン代、車検代、自動車保険、自動車税などをすべて「車両費」としてまとめるのです!
あなたが把握しやすい方法の勘定科目を使いましょう。
車を所有するコスト
- 車の本体
- 自動車税、重量税、リサイクル料
- 自賠責保険
- 任意保険
- JAF
- 駐車場代
- ガソリン代
- オイル交換、洗車代
自動車税以外にも、車を所有するだけでこれだけのコストがかかります。
昔は所有することに意義があって、車を持つのがステータスだった時代もありました。
しかし今は、所有していてもコストばかりかかりますし、コロナ禍で外出自体が無くなってきていますので、無理して持っていても意味がないのかな、とも思います。
最近はレンタカーやカーシェアもありますし、必要なときだけタクシーに乗るというのもひとつの手段です。
仮に所有コストが月4~5万だとして、タクシーで毎月4~5万使うことはないと思います(^o^)
車を持つメリットデメリットを考えて、手放すかどうかの判断をしてみてください!
リースも得策ではない・・・
会社で車を利用するには、リース契約というものがあります。
これは使い勝手が良い場合もありますが、最終的にリースの方がコストは高く付きます。。。
以下、リースの記事で書いておりますのでご確認下さい。
»»»リース契約には気をつけろ!
まとめ
- 自動車税は4月1日の所有者にかかる
- 支払方法はクレカでポイントを貯める
- そもそも自動車必要か要検討!
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